おすすめの本


境界性人格障害(BPD)に対して、医療関係者の中にはまだまだ誤解や偏見を持っていらっしゃる方が多数いらっしゃるようです。そればかりか、境界性人格障害という言葉すらご存じでない方もいらっしゃるようで、極めて残念なことです。ここでいう医療関係者とは、とくに精神科医、臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、薬剤師、病院事務、各種カウンセラーなどのことを指します。こうした医療従事者が境界性人格障害に対して正しい知識を理解し、認識をあらたにすることで多くの境界性人格障害患者をとりまく環境が好ましいものになることを期待します。

【誤解や偏見の一例】
境界性人格障害という言葉でなく境界例という言葉をいまだに使っている
境界性人格障害は治らないと思っている
境界性人格障害の治療に薬物療法はまったく無意味であると思っている
境界性人格障害の精神療法は精神分析療法のみ有効だと思っている
境界性人格障害の患者は困り者で迷惑な存在なだけだと思っている
境界性人格障害の患者は累犯罪傾向があると考えている
境界性人格障害の患者はhaloperidolなどで大人しくさせればいいとだけ思っている
境界性人格障害と聞いただけで診察または入院を断る
境界性人格障害の患者に対してだけ他の患者と態度が一変する
境界性人格障害に精神療法は無意味だと思っている
境界性人格障害の診断名をつけることは患者を甘やかせるだけで治療的でないと信じきっている
境界性人格障害は人格の未熟であって、厳しい態度で臨めばいいとだけ思っている

※まだまだ誤解や偏見はたくさんあります。随時追加していきますので、ご確認下さい。



下記の体験談は、実際に「境界性人格障害」であるというだけで、冷たい対応をとられたり、不当な扱いを受けた方の実例です。

体験談
実際の事例(その1)

※上の体験談のように、「境界性人格障害」であるがために不快な思い、不当な扱いを受けたという方は、ぜひ管理者komorebiまで詳細を書いたメールをお送りください。内容を検討して適切であれば、ご了解を得た上で、体験談に追加させて頂きたいと思います。ただし、事実でないものはお断りします。また、医療関係者の方からのご意見、ご感想、あるいは反論なども、ぜひお寄せ下さい。



ちなみに、管理者komorebi自身は、これまで医療関係者の方に大変お世話になり、少なからずご迷惑をお掛けしたり、助けて頂いてきたことを心からお詫びし、また感謝しております。したがって上記の指摘は、医療関係者の皆様に信頼感を持っていることによるものであって、決して不信感から出てきたものでないことをここに書き加えさせて頂きます。


 

境界性人格障害とうつ病のための『デボルデ』トップへ戻る