21.苦しむことができている



精神分析のカウンセラーの先生に言われた言葉。「komorebiさんは苦しむことができている、それは現実に生きている証拠。この状況で苦しみを感じていないほうが不自然だと思う」と言われた。苦しむことは辛いこと、でも辛いことを実感できているのは、現実をきちんと見ている、現実をしっかりと受け止めている証拠なんだと思った。私を含めた境界性人格障害の患者は、みな自我を守るために「分裂(splitting)」という防衛機制を働かせることが多い。自分の認めたくない部分などを自分から切り離してしまうのだ。空想や逃避によって、見たくない現実を見ないでいるとき、一時的に苦しみから逃れられるような気がする。でも、すくなくとも現実社会で生きていきたいのなら、苦しむことができるときは、苦しみをしっかりとかかえることも、回復への大きな足掛かりとなるはずだ。


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