完治と治療終結
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何をもってBPD、NPDの「完治」「治療終結」となったかですが、なにか傷つくこと、落ち込むこと。怒ること、情緒不安定になることのきっかけになる出来事が起きたときの、対処の仕方のパターンがそれまでと明らかに変わったということで、それならもう完治したと言っていいでしょう、ということになりました。 具体的には、いままではすぐに何らかの問題となるような反応をしていたのを、いったん冷静に受け止めて、抱えて自分から少し離してそれを観察できるようになったこと。これがまず第1ステップでした。それまでは、過剰なほどの過敏な反応をしていたのですが、薬のおかげもあるし、来たなこれだ!っというような瞬間の認識力がついてきた気がしました。この瞬間こそチャンスだ、ラッキーだなどとはさすが思えませんでしたが、その出来事の瞬間にいままでだとただ無防備に出くわすだけだったのが、とりあえずポーズをとるというか、キープができるようになったというか、そんな感じになれたのが、大きな第一歩でした。第2ステップとしては、認識の次にくる判断力です。そして第3ステップが表現力です。自分はどうしてダメなんだ!となっていたのが、ダメじゃない!と次にすぐ自分でフォローを入れられるようになり。そしてひどいな!と感じたときに「ひどいよ」とひとこと言えるようにちょっとだけなってきたのです。 ここまできたら、自分ではまだ20点くらいでも、カウンセラーや主治医からは「BPD完治、治療終結」という合格点をもらうことができました。実際、現実適応力も格段についたのです。こうして文章にするととてもあっさりと治ってしまったように見えるかもしれませんが、もちろんそこまでたどり着くのに、行ったり来たり、いろんな紆余曲折もありましたし、またものすごく自分なりに努力したつもりです。でも、実際にこうしてBPD、NPDを克服できた人間があなたのそばに一人いることだけは、ぜひ覚えておいてください。 |